2017.06.14
森のちから
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遠くの山々もくっきりと見えてこの時期にしては珍しいです。
空気が乾燥しているのが伝わってきます。
それもそのはず、梅雨に入ってからまとまった雨が降っておらず、
今後の天気予報を見ても雨マークはまったくありません。
こなると庭木用に仮植した樹木たちに水が必要になってきます。
昨日は畑に植えた樹木たち。既に葉が萎れている樹木もあり、2時間ほどかけて
たっぷり散水しました。
常緑樹と落葉樹を比較すると、常緑樹の方がより水をほしがる気がします。
一方、山に仮植した樹木たちは落葉樹・常緑樹ともに萎れることもなく
元気に青々と成長しています!
仮植した直後で、まだ根も張っていない状態なのでこれだけ雨がなければ
必ず散水が必要だろうと覚悟していましたが、全く問題ない状態だとは
驚きです。
表面は乾燥していますが、ためしに土を掘り返してみると、しっかりと湿っています。
森の保水力にはただただ関心するばかりです。
今回樹木を仮植した場所は、杉やヒノキの植林地です。
よく杉の植林地は保水力に乏しいと言われていますが、しっかり保水しています。
これを見ると杉の植林も「保水力」ということに関しては、そんなに悲観した
ものでも無いように思えます。
現在、雑木の林を増やしていこうというこころみをしていますが、杉の植林地とは
共存していかなければならないので、たとえ杉でも樹木たちがたくさん集まってできた
「森のちから」を感じることができて、とても頼もしく思えた一日でした。