広葉樹の森へ

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広葉樹の苗が届きました。

前回仕入れた苗はまだ葉が出ておらずまったく種類もわからない状態でしたが、今回仕入れた苗は立派に葉が出そろって小さいながらもきれいな新緑です。

前回は庭木によく使われるような苗を選んで植林しましたが、今回は周辺の森の樹木を調べて、大きく成長しているものを選んで仕入れました。

ウリハダカエデ、コナラ、ヤマモミジ、ウワミズザクラなどです。

私たちが住む浜松市の山々は杉・檜の植林に覆われています。

しっかりと人の手が入り、生産性がある森も数多くあり、

けっして杉の植林地が悪いと言っているわけではありませんが、

人の手が入らない森は荒れて、植物の多様性も失われてしまいます。

四季を感じない山ばかりでは少しさみしい気がします。

まぶしい春の新緑、夏のむせるような緑、秋の紅葉、冬枯れの明るい林

１０年、２０年先になってしまうかもしれませんが、

そんな四季を感じる山々が少しでも増えるように、広葉樹の植林は定期的に

続けていきたいと思います。