山と街をつなげる庭づくり、fanlandscape。

ブログ「やまんちゅのよもやま話」

2017.09.23

杉林の中の雑木たちの運命

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今日は借りている山林で山主さんと、いろいろな話をしました。
今植林している苗木の成育状態を確認したり、これから植える場所はどこが良いかなどなど、この山を良く知っているからこそのいろいろなアドバイスを頂きて大変参考になりました。

広葉樹の植林に続いてやっていきたいことがもう一つあってそれがこの写真の中にあります。
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良く見る杉の植林の光景ですが、込み合ってきておりそろそろ間伐が必要な林です。
この林を間伐するにあたって、倒したスギやヒノキが下の雑木に引っかからないように、下草や低灌木を間伐前に切ってしまいます。
この切ってしまう雑木は、スギやヒノキの植林にとっては邪魔なもの以外何ものでもないんですが、いざ庭木として考えるとこれほど優れた木はありません!
暗い林の中、日の光を求めて上に伸びて横に広がる。
こんな樹形が雑木の庭にはとってもよく合います。
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この雑木をこのまま自然の状態で伸ばしていくのが自然だと思いますが、杉やヒノキの林を維持していくためには間伐は必要ですので、いずれ近いうちに必ず切られてしまう運命にあります。
この山の雑木たちの第2の人生として、街の庭を飾る樹木として生きる。
そんな生き方も杉林の中に生えている樹木たちにはあってよいと思います。

今回、山をお借りしている山主さんは雑木にも可能性があることを考えており、雑木の活用を本気で考えていただいています。
今日はそんなこれからの話も色々できて有意義な日でした。

自分も庭造りの目標に「山と街を繋げる庭造り」があります。
県産材を使った家づくりはよく言われますが、「県産材を使った庭造り」を積極的に行っていきたいと思います。