山と街をつなげる庭づくり、fanlandscape。

ブログ「やまんちゅのよもやま話」

2018.05.01

山で樹木を育てる意味

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東北から仕入れた樹木の山への植込みもあらかた終了して一安心です。

今回は昨年ほどの本数が無かったので思っていたよりも早く終わりました。

ただ、手作業で100本くらいの樹木を植えるのはなかなかの重労働です。

普段はあまり出ない筋肉痛が出てしまってます。

ところで、なんでまたわざわざ手間がかかる山なんかに植えるのかのか?

畑があるのなら畑に植えればいいんじゃないか?

とみなさん疑問を持たれると思います。

 

当社の庭は「山の風景そのままの庭」を目指しています。

良くある住宅の庭は、平地の畑で栽培されている樹木を植えています。

畑で栽培されたものはさえぎる物なく太陽の光をさんさんと浴びて元気よく育っています。

これを庭に植込みますが、これでは公園に植わっている樹木の様になってしまいます。

そこで山の中で育てるとどうなるか。
森の樹木は自分よりも背の高い木々の間からこぼれる日の光を求めて、枝を上に広げて伸びていきます。
これが自然の森の中の姿です。

これを何本か組み合わせて植えこむと森の中の自然な風景となります。

この樹形を目指してわざわざ山に運んで植えこんでいるのです。
確かに大変な手間かもしれませんが、それに余りある成果があると考えています。
自然な山の中の様に樹木を仕立てる。
それはその様にできる樹木があってこそだと思います。

シカ除けネットの整備や山の害虫対策などこれからもまだまだ山での作業は続きますが、街と山をつなげていく庭造り、より良い庭を提供していくために頑張ります!